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2010年05月 アーカイブ

2010年05月17日

自転車買いました

 谷川連峰死の縦走の話を書く前に、自転車の話を書いておかないと。

 最寄り駅から登山口まで、延々とバスや林道歩きが必要なコースがある。タクシーを使えばいいのだが、林道までは入ってくれないタクシー会社も多く、そういうときにピストンを前提として、登山口まで乗り入れ可能な自転車が欲しいと前から思っていた。

 で、、、ゲット。詳細はまた述べる。今日は、ブレーキワイヤーの調整、サドルの位置調整、そしてサスペンション・シートポストの利き具合の調整を行った。

 書いておかないと忘れてしまう。。。

2010年05月23日

キズだらけのプライド

 「傷だらけのローラ」とか書こうと思ったが、踏みとどまる。


 GWはほとんど全部潰れてしまった。奥多摩の海沢探勝路へ行ったくらいか。天気の良い週末を満喫すべく、上越国境へ行ってきた。目指すは平標山である。

 6:08始発のとき301号へ乗るべく自宅を出たが、地下鉄が行ったばかりで10分経たないと来ない。いきなり出だしでつまずいたが、調べてみると一本あとの新幹線(たにがわ401号)で湯沢へ行って、そこから上越線で土樽まで戻ってもさほど時間的には変わらないことがわかった。

 しかし、実際には10分遅れの新幹線でも、走って乗り込むことができた。しかし、調べたかぎり、これでも高崎で降りて水上で乗り継ぐより、湯沢から引き返したほうが時間的に早そうだ。7:24越後湯沢着、そこから8:10水上行きを待たなければならないが、仕方がない。これだと8:26に土樽の駅に到着する。

 土樽からはいくつかの登山道が延びている。茂倉新道から茂倉岳へ直登するもの、吾策新道から万太郎山へ向かうもの、蓬峠へ向かうもの、そして平標新道を経て平標山へのルート、である。このうち、最初のふたつはすでに踏破しているから、こんかいの目標は残雪期の平標山であるから、最後のルートを採ることになる。

 歩き始めは延々と林道である。毛渡沢に小松沢が合するところに取水用の小さな堰があり、そこを越えてちょっと進むと、毛渡沢と仙ノ倉谷の合流点になる。ここの右手側に群馬大学の仙ノ倉ヒュッテがある。

 地形図ではここに仙ノ倉谷を渡る橋があるように書いてあるが、この橋には橋桁がない。でもこの橋を渡るしか対岸に渡る方法はないように見える。意を決して渡ろう。万が一墜落してもずぶ濡れになるだけで済みそうである。

 ここからは仙ノ倉谷に沿って遡行することになるが、残雪のためルートが全く読めない。地形図を見ながら適当にこの辺りかと思いながら進む。途中で河原が狭くなり進行不能と思われる地点で斜面を這い上がった。そこは平坦地となっていて、ここを川沿いに進む。

 さて、毛渡沢=仙ノ倉谷出合と、平標新道がスタートしている仙ノ倉谷=平標沢の出合との距離は、直線にして1.7kmほど、実際の歩行距離は2km強くらいだろう。ここに至る前に注意しなければならない点がある。北緯36度50分26秒、東経138度49分59秒の地点にガケ記号があるが、ここをよくみてみると等高線の食い込みは南に向かって延びている。つまりこれは沢である。「二つの出合のちょうど真ん中くらいに、かなりの大きさの沢が流入してくる」ことを頭に入れておけば、なんら問題はない。これを「仙ノ倉谷=平標沢の出合に着いた」と判断して、斜面を登ってしまうという行動に出ると、筆者のように悲惨な目に遭うことになる。

 この斜面は1627mの小ピークから北西へ延びる支尾根に繋がっていて、小ピークから進むとシッケイノ頭へ出ることになる。残雪期のみ登山可能とされている、仙ノ倉北尾根である。別に、残雪期に限らず登山可能である。潅木中心の薮に怯まなければ。

 この尾根には道と名のつくものは一切ない。しかもスズタケではなく常緑樹やシャクナゲ、ツツジといった潅木のヤブであるから、力づくで通過するわけにはいかない。もう少し残雪が多ければ、ワカンあるいはスノーシューで快適に歩けるだろう。しかし、不幸なことに、稜線上の雪は消滅に近かった。

 シッケイノ頭へ着く頃には疲労困憊で、数十メートル歩くとへたり込んでしまうという状態で、ビバークを覚悟した。しかし、この尾根上でビバークすることは避けたかった。谷川岳〜平標山に至る稜線上には、シェルターがいくつもあるので、できればそこまで辿り着きたかった。近くにみえる仙ノ倉の山頂が近づくと遠くに逃げてしまう蜃気楼のように思えた。

 今までの山行の中でも三本の指に入るかと思われる消耗した状態で仙ノ倉山の山頂に着いたのが16時。これで、どうにか格好がついたかたちになった。エビス大黒のシェルターまでは1kmもない。そしてもう一つの避難所である平標山の家までも、日がまだあるうちに辿り着けそうである。とすると、ビバークしないで済むか!?

 道のある山は楽である。ここから平標山までは一時間かからずに着ける。さて、ここから松手山を通って元橋へ降りるか、平標山の家を通って林道へ降りるかである。下山途中で日が暮れてしまう可能性を考えると、安全性の高い林道を選ぶほうがいいだろう。山頂から平標山の家まではあっという間に着いてしまう。残雪期の特権である。そのまま滑り降りてしまえばいいのである。

 平標山の家からの下山も、今までの遅々とした歩みが嘘のようにスピーディだった。18時に林道の登山道入口に到着。結局、10時間以上歩いてしまったことになる。傷だらけになったのはプライドではなく、筆者の体であった。

2010年05月25日

まだ書いてなかった

最近の購入
 ポール・ピアソン「ポリティックス・イン・タイム」
 ケネス・ウォルツ「国際政治の理論」以上勁草書房
 M.B.スティバーガー「新版 グローバリゼーション 一冊でわかる」岩波書店
 エミール・デュルケム「道徳教育論」講談社学術文庫
 シュテファン・ツヴァイク「ジョゼフ・フーシェ」
 小林多喜二「独房・党生活者」以上岩波文庫
 吉田健一「文学の楽しみ」講談社文芸文庫
 ランス・アームストロング「ただマイヨ・ジョーヌのためでなく」講談社文庫

最近の読了
 鶴見俊輔「思い出袋」岩波新書 B3

 このような本を出すとは、もう終わりがちかい、ということなのだな、と感ずる。内容は平易で誰にでも読める。寄稿のせいか内容にダブりがある。

2010年05月31日

自転車とか読書とかアマゾンとか

・アマゾンドットコムから、上位のレビュアー向けに、モニターとしてレビューを書かせるという企画をはじめたとメールがあった。試用後はそのままブツをもらえるということなので、応募してみた。すると、レビュアーの上位をキープするために、定期的にあちらにもレビューを書かないといけないかもしれない。はは。

・自転車でやったこと。エンドバー付きのグリップをインストール。ロード用タイヤ&ホイールの注文。後者だけで、一台自転車が買えるだけの費用がかかってしまった・・・
 クルマを買ったと思えば何でもできる。そう言い聞かせることにしよう。

 改装前。

SDIM0614.jpg

・かねてより懸案の本を読了。

 加藤周一「日本文学史序説(上下)」ちくま学芸文庫 A

 この評価はちょっと甘いか? 先日亡くなった加藤周一の代表作だから、まあこのくらいはいいか。本作を読んでまず驚かされることは、著者が実際に引用されている本を読み込んでいることである。「古事記」「日本書紀」から「天皇の世紀」「大菩薩峠」に至るまで、どのくらいの時間がかかっているのか。その膨大な読書量には驚嘆するだろう。しかし、その本の選び方はどちらかというとオーソドックス。だから、本に与える評価も独自性のあるものは少なく、だいたい世評通りの評価がなされている。
 では本書の特徴は何か。一つは、「文学史」という表題の「文学」を、非常に広汎な性質のテクストと捉えている点である。極論すると、ほとんどすべてのテクストを文学として本書は考えている。その結果、小説や詩歌に限定された文学史よりは、広いパースペクティブを本書は持つことになった。
 もう一つは、「日本文化の源流」なるものを著者ははじめに設定しておき、輸入された文学が日本独自に深化を遂げるとき、その大部分は輸入されたジャンル・形式の本質(この言葉も使い方がむずかしいが)に沿った変化なのではなく、日本文化の伝統的な方向へ沿ったものとなる、という持論が全面的に展開されている点である。この点こそが本著書の主張であるから、全編に渡ってその主張が繰り返されることに不思議はない。
 ただ、その主張が妥当なものであるかどうかは、また別項を立てて論じなければならないだろう。筆者が思うに、このような主張は立証可能な命題であるというよりは、そのような観点から文学史を眺めることで、また違った文学の捉え方が可能になる、そのような眼鏡を提供したものだと考えたほうが生産的であろう。よって、筆者の立場としては、著者の見方に全面的な賛意は持てないが、本書が書かれたその意義については異論はないのである。

地味系登山二題

 書いておかないと忘れてしまう。

 5/22(土)
河口湖〜天上山〜三ツ峠〜清八山〜清八峠〜本社ヶ丸〜笹子

 5/30(日)
東日原〜(ヨコスズ尾根)〜三ツドッケ〜仙元峠〜蕎麦粒山〜仙元峠〜川俣(浦山大日堂)

 前者はGPS記録されず。後者はGPS記録あり、あとで仙ノ倉山と同じくアップロードしておく。

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