奥多摩オフロード計画失敗
わが愛車、BikeFridayのNew World Touristは、ちょっと変態的な仕様である。ハンドルはストレートバー、ブレーキはVブレーキだから、MTB仕様。もともと付いてきたクランクはフロント3速、リア8速で、しかもリアのスプロケはsramのshimano互換スプロケだから、これもMTB仕様。しかし、なぜかオリジナルではフロント幅100mm、リア幅130mmだから、これはroad仕様だ。もっとも、うちのはハブをDeoreに替えてもらったから、リアエンドは135mmのMTB規格となっている。
まだ自転車のことがよくわからないうちに注文してしまったので、付いているバーツがMTBのものというよりは、MTBルック車のものだということに気がつき(ふつうに乗るのに支障はないが)、パーツを付け替え大改造してしまおうという計画を立てた。やろうとしているのは、総Dura-Ace化である。
その前に、一度オフロードでの実力を試すべく、奥多摩駅からの輪行を計画した。予定通り7:15くらいに奥多摩へ着いたのはよいが、折り畳んだBFのチェーンが、クランクの内側に噛み込んでしまって、回らない。そして、何と奥多摩駅には自転車屋がないのだ。直してもらおうにもどうしようもない。
結局、チェーン切りか、コッタレスクランク抜きといった専用工具がなければ修正は不可能だったのだが、自力で何とかしようとしているうちに、クランクのリングを曲げてしまった。万事休す。BFを自宅まで持ち帰った。揃えた工具でクランクを抜き、この際だから総Dura化をやってしまおうと思った。しかし、
「右ボトムブラケットが抜けない」
のである。
調べてみると、右ボトムブラケット、特に昔のオクタリンクタイプは、50N・m以上という高トルクで締めつけてあるらしい。これを抜くには、通常は電動工具か、ラチェットレンチの強力な奴が必要であるらしい。
しかし、抜けた。二時間以上かかったと思うが。
専用工具をモンキーレンチで挟んで、そのモンキーレンチにたまたま家に転がっていた鉄パイプを噛ませて回してみたら、さしもの強力なブラケットも、ゆっくり回り始めた。やっとの思いでBBを抜くと、何だか中国製(台湾製?)と思われる知らないメーカーのBBが出てきた。はっきり言って安物っぽい。
そこに、ホローテックIIのBBを突っ込む。これも30-50N・mという高トルクで突っ込まなければならないから、通常の工具ではむりである。同様に、鉄パイプを専用工具に繋いで回す。正確なトルク測定は不可能だが、まあこんなものだろう。