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2010年08月 アーカイブ

2010年08月01日

自転車整備の備忘録

 クロスバイクのようにロード系とMTB系のパーツを混在させる場合、その他

 1)リアディレイラーの引き量はロードもMTBも同じ。よって、シフターは共有できる。
 2)フロントディレイラーの引き量は異なる。
 3)ロードのブレーキ(キャリパー)とMTBのブレーキ(Vブレーキ)の引き量は異なる。よって、例えばドロップハンドル用ブレーキレバーを用いて、Vブレーキを制御する場合、
  A)トラベル・エージェントという引き量を調整するパーツを入れる
  B)TEKTROのRL520というVブレーキ用のレバーを用いる
 4)ロードバイクではフロントのOLD(オーバーロックナット距離)は100mm、リアは130mm。MTBではフロントは100mmだがリアは135mm。その5mmの差で何が発生するか。
 ロード用のボトムブラケットはJISならシェル幅は68mm。MTBの場合、73mmが標準で、68mmの場合、スペーサーを噛ませて対応する。
 では、ロード用のクランク(BB)を、135mmのOLDを持つ後輪(スプロケット)と組み合わせたら? ロード(68mm)とMTB(73mm)のチェーンラインは約5mmだけ異なることになる。よって、理論的には前輪(チェーンリング)と後輪(スプロケット)の間に「ねじれ」が発生し、チェーンの回転はスムーズでなくなり、リアディレイラーの変速性能は落ちるはずである。
 解決策は・・・ロード用のBBに、2.5mmスペーサーを二枚噛ませて、73mmのシェル幅としてチェーンラインを補正することである。しかし、その場合、クランクのシャフトの長さが足りないのではないか、という問題が発生する可能性がある。ロード用クランクのシャフトは、当然68mm(あるいは70mm)に合わせて作ってあるからである。5mm足りなくなるわけである。
 実験してみた。正確には2.5mmではなく、1mmx2枚のスペーサーを、BBの両側に挟んでみた。4mmチェーンラインが広がり、BBの幅は72mmとなる。シャフトは4mmだけ短くなる。何とか、反対側のクランクアームは、シャフトに嵌まるようである。しかし、最後にはめる「フタ」が嵌まらない。しょうがないからこれはセロハンテープで貼り付けることにした(笑)。
 5)ボトムブラケットおよびペダルのトルク管理について。東日のトルクレンチ、MTQL40Nを自転車のトルク管理に使っているひとは多いと思うのだが、このトルクレンチの欠点は、逆ネジに対応していないことである。
 しかし、何とこのような方法で、逆ネジ対応にすることができるのだ。ヘッド部をよく観察すれば気付いたかもしれないが、なるほどね。。。
 この方法、東日でもっと宣伝すれば、このトルクレンチもっと売れる気がする。なぜなら、自転車でトルク管理が必要な箇所で、逆ネジになっている場所が二つあるからだ。すなわち、ボトムブラケット(イタリアンは左右とも順ネジだが)とペダルである。MTQL40Nで逆ネジが使えるならば、他のトルクレンチは必要ない。それに気がついたのが本日で、あやうく逆ネジ対応のシグネットのトルクレンチを買い足すところだったよ。

2010年08月15日

Dyna-sysに関する覚書(主にロード用パーツとの組み合わせ)

・シマノのリアディレイラーは、MTBとロード用シフターの引き量は同じである。
・Dyna-sys 10速スプロケットは、MTB9速/ロード用リアディレイラー + ロード用orMTB用シフターを用いて変速可能である。
・Dyna-sys 10速用リアディレイラーを、ロード用/MTB用シフターで引くことはできない(引き量が異なる)。Dyna-sysの10速スプロケットを、Dyna-sysの10速用リアディレイラーを使って、Dyna-sysの10速用シフターを使って引くことは、当然可能。
・Dyna-sys 10速スプロケットを、MTB用の非Dyna-sysディレイラーで引くとき、スプロケットにスペーサーを噛ませる必要がありそう。スペーサーの厚さは1mm厚でOKそう。
・ロード用フロントディレイラーにMTB用ワイドレシオのスプロケットを組み合わせたいという場合には、SRAMのロード用低価格コンポーネントのAPEXスプロケットを使う方法もある。この場合、ふつうにシマノのロード用/MTB用ディレイラー/シフターで引ける。
・SRAMのMTB用10速コンポーネントを組み合わせるとき、シマノのシフターと引き量が違う(SRAMは1:1、シマノは2:1)ことに注意しなければならない。この場合、JTEK社のシフトメイトをワイヤーに噛ませることで引き量が調節できる。あるいは、SRAM用のリアシフターを用いる。

自転車の現況

 もともと原形はこれである。最初のオーダーの時点で、変更してあったオプションは次の通り。

・フロント/リアハブを、シマノのDeoreへ。つまり、リアエンド幅は135mmとなった。
・ヘッドセットをChrisKing GripNutへ。
・シートポストをCaneCreekのThudbuster LTへ。
・タイヤをSchwalbeのMarathon Plusへ。

 これを、どのように原形を留めぬままパーツを変更していったかと言うと・・・

・ハンドルバーを3cmずつ切った。
・ハンドルグリップをErgon GC3(GripShift用、日本未発売)へ。
・フロント/リアシフターともに、Paul Thumbiesを用いて、シマノのバーエンドシフターであるSL-BS78に変更。
・ブレーキレバーは変更なし。
・前輪 リムはVelocity Aeroheatへ。フロントハブはシュミットのハブ・ダイナモである20Rへ。タイヤはSchwalbeのMarathon Supremeへ。
・後輪 リム、タイヤは前輪と同じ。リアハブはDT Swissの240sへ。
・ブレーキは前輪・後輪とも、AvidのSingle Digit Ultimateへ。
・ブレーキシューはスイスストップのブラックへ。
・サドルはSella San MarcoのRollsから、TerryのFly TI Saddleへ。
・シートポストをThudbusterからThomsonのMasterpieceへ。
・シートポストクランプをデフォルトからThomsonのクランプへ。
・シートポストシムをCaneCreekのものへ(予定)
・クランクセットをシマノのDura-Aceの50/34コンパクトクランクへ。BBも変更。
・チェーンをYumeya のDuraチェーンへ。
・スプロケットを・・・shimano Deore-XT Dyna-sys 10speedへ(予定)
・フロントディレイラーをDura-AceのFD7900へ。
・リアディレイラーを・・・shimano XTR シャドウディレイラーへ(予定)
・ブレーキ/シフトワイヤーもDura AceまたはXTRグレードのものへ。
・ペダルをグランジのMTBペダルからXTRの両面SPDペダルへ。

 他に、Ortliebのフロントバッグ、サドルバック、SONのハブダイナモ用ライト、Supernovaのハブダイナモ用リアライトが常備されている。近いうちに、ハンドルもドロップバーに替えるつもり。

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