慣れるために無理をして近距離用の眼鏡をかける時間を長くしているせいか、極めて疲れやすい。昨日も早々に寝てしまった。
昨日の購入 なし
昨日の読了
田中克彦「ことばとは何か」 B
田中克彦氏は社会言語学者である。つまり、ことばと政治との関係にとても敏感な感覚をもつ学者である。本書では1/3くらいが言語学史、つまり、言語史・・ことばの歴史ではなくて・・言語学史、つまり言語が学問的にどのようにとらえられ考えられてきたか、という観点からの考察に充てられている。この議論を通じて、たとえば旧ソ連における少数言語の扱いといった定番のトピックを特に取り上げなくても(取り上げられているが)言語学研究自体の政治性が十分理解できるようなしくみになっている。
また、現在、地球上には約6000の言語があるが、あと一世紀以内に約半数になってしまうのだそうだ。
田中氏の本はどれも興味深いが、本書ははじめて読むには少々むずかしいかもしれない。