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佐伯啓思氏

 わたくしは佐伯啓思氏の著書をたかく評価している。べつに、「新しい歴史教科書」などに好意的なスタンスである彼の政治性を買っているわけではなく、著書の分かりやすさ、説得力、明確な論理構成などを好ましく思っているだけである。現代社会の諸問題の解決策として彼が念頭に置いているアメリカの共同体理論への接近という部分では意見を異にするが、そこに至る問題の分析はきわめて正鵠を得ていると考えている。大澤真幸氏もいいのだが、少々思弁的にすぎる(また思考が弁証法的すぎるのも欠点)。

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2005年12月15日 13:20に投稿されたエントリーのページです。

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