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歌詞に学ぶ倫理

 筆者は、さまざまな知恵を、ポピュラー・ソングの歌詞から汲み取ることが多い。残念ながら、おおくは英語の歌詞なのだが(願わくば日本語であれかし)。

 反戦ソングとして、有名なものを挙げれば "Imagine" "Blowin' In The Wind" "War"などが思い浮かぶが、筆者が好きなのは、Bob Dylanのこの曲である。これには、Grateful Deadとの名演奏がある。

 筆者がこよなく愛するGrateful Deadの "American Beauty"の冒頭に、"Box Of Rain"という名曲がある。ほんとうに奇蹟のようなうつくしい曲なのだが、後半、メロディー・ラインから外れて、天空へ飛翔するような箇所がある。この歌詞で言えば、"Just a box of rain -"以下の部分である。

 筆者がこのたびつくづく思い知らされたのは、「他人に手を差し伸べたい」という一見うつくしい思いに潜む傲慢、思いやりのなさである。その動機が単に自分の自己満足でない、と言い切れないなら、要らぬお節介や押し付けとなって、却って相手を苦しめることになる。

 It's just a box of rain

 I don't know who put it there

 Believe it if you need it

 or leave it if you dare

 みずからが真に必要とされていないのであれば、行動を自省する勇気を持つことも大切であろう。そうでなければ、「菩薩症候群」の患者と同じことになってしまう。

 他人を救うことを自分の救済の口実にしないこと、これが相手を傷つけないこと、ほんとうの思いやりを持つこと、だろうと思う。

>ポー助さん

いや、匿名性がなければ書けないことですよ。

>ブログやネットの限界
 どこかで書いたことですが、筆者もネットの世界の効用についてはかなり懐疑的です。
 しかし、それはネットというより、民主主義に対する懐疑と重なる気がします。

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コメント (2)

ポー助:

>他人を救うことを自分の救済の口実にしないこと、
>これが相手を傷つけないこと、ほんとうの思いやりを
>持つこと、だろうと思う。

この事に関してもう少し掘り下げて聞きたいのですが、何せ
ネットの匿名性と限界を感じ今と成っては、気力が無くなる日々です。

ポー助:

>匿名性がなければ書けないことですよ。

以前のネットのくだらない2CH風のBBSのカキコから、少しこの世界も成熟した様に感じます。

何時の時代も、リテラシーの高さが世を制するとは限らない
のは習知に事実ですものね。

上手く書けませんでしたが、ブログやネットの限界を感じる
今日、この頃です。

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2006年11月30日 12:29に投稿されたエントリーのページです。

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