
さいきんスポーツ界においてタイツが注目されているようであり、各社から製品が出されている。元祖はこのワコールのものであり、イチローが宣伝に起用されている。たしかに、テーピングを考えればそれなりに効果があってもいいのかもしれないが、所詮外から支えるだけでは不十分ではないのだろうか、と筆者はやや懐疑的だが、使ってみようかとも考えている。矛盾してますな。
昨日の購入
今日も書店に足を運ぼうと思いつつ面倒になって止めてしまった。そう、カフカ全集(文庫本)は揃えようと思っている。
昨日の読了
松本健一「大川周明」岩波現代文庫 B
松本健一氏は竹内好や橋川文三の系譜上にある評論家。ナショナリズムをテーマに取り上げた著作が多く、岩波から出版された、三十年間の研究の集大成である「評伝 北一輝」全五巻は高い評価を受けた。このシリーズについてもまた触れることがあると思われるが、北一輝もまた二・二五事件の黒幕、当時の右翼のカリスマ的指導者と要約されるに収まらない多面的な思想家であったと松本氏は考えているようだ。
その北一輝は未だに多くの読者を惹き付けているが、それと対称的なのがこの大川周明だ。ほとんど東京裁判で東条英機の頭を叩いたことしか知られていないのではないだろうか。
昨日も少し触れたが、松本氏はこの大川を北との対比で原理主義者と捉えている。松本氏においては、ナショナリストとファンダメンタリストは似て非なるものなのだ。つまり、大川はあくまで西洋に対する東洋の団結、大東亜共栄圏(これは必ずしも日本を盟主としなくてもよく、中国の儒教とインドのガンジー主義を思想的主軸とした「東洋」独立の主張である)の思想を信奉し、その実現のために大東亜戦争を(心ならずも)支持せざるを得ない立場に追い込まれた。
注意しなければならない記述としては、多くの知識人や作家が表明している、十二月八日の対英米宣戦布告に対する「爽快感」である。これは、柳条湖事件に端を発し、盧溝橋事件でさらに拡大することになった対中国戦争が、多くの日本人の心理的負い目になっていたことを意味する。このことは見逃されてはならないだろう。
北や大川の現代的意義について筆者はそれなりの関心を払っているが、興味のない読者も機会があれば一読されてはいかがだろうか。
>山村さん
そう、対中戦争は倫理的に悪で、対ABD戦争は問題なし、と当時の日本人が思っていた、というのは、現代から見ても、驚くべきまともな感覚であるとおもいます。
ということは、今の日本人って・・・・・
>弱いものいじめ
いや、それは戦後A国から教わったのです。。。
コメント (2)
>>爽快感
最近も、宮沢喜一の『私の履歴書』で遭遇した...。
投稿者: michiaki01 | 2006年04月13日 18:50
日時: 2006年04月13日 18:50
骨がなくなってしまったんだろか...。
しかし、弱いものいじめ(と断言できないけど)まで、Aの真似しなくてもいいのに。(苦笑)
投稿者: michiaki01 | 2006年04月13日 21:04
日時: 2006年04月13日 21:04