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一眼レフ(3)

220.jpg

 あー・・・やってもうた。

 GR digitalを買って以来、もともと興味があったというのもあったが(筆者はデジカメを購入した時期も比較的早かったと記憶している)、いろいろ調べているうちに一眼レフが欲しいと思うようになった。
 GR digitalはとてもよいコンパクトデジカメである。何といっても200gという超軽量、28mm単焦点広角という融通の利かない構成であるがゆえに、レンズの質を高めることができ、しかもF2.4という明るいレンズを用いているために、手ぶれも少なく、暗い室内や夜間でも三脚なしで十分に撮影が可能である(さすがに夜景は必要ではあるが)。毎日腰にぶら下げて携帯するには格好の機種だ。但し、ズームがないために猫を撮るには向かないことはさんざん書いてきた通りである。パンフォーカスな写真でよい風景とか、室内でのポートレートには最適のカメラであろう。
 機種選定にはさんざん迷った。カメラはある意味銃に似ている。GR digitalが拳銃ならば、例えば最初候補にしていたCanonのEOS 5Dは重機関銃である。レンズを含めると重さは1kgを優に超える。手ぶれしないで撮影することはかなりの熟練を要するだろう。これは台座に据えて撮るべき機種である。また、さらにこれに高級なレンズをおごろうとすると、二本も買えば50万円をオーバーしてしまうだろう。高級オーディオや機械時計のように、カメラも実にお金がかかるものである。
 そこで、リスキーな選択ではあったが、軽量で価格も安いオリンパスのフォーサーズと心中することにした。機種はE-500、本体のみの実売約7万円、レンズキットを購入してもほぼ同じくらいの値段で入手可能。お買い得である。
 しかし。
 フォーサーズの欠点は、35mm銀塩のちょうど1/4の面積を持つ撮像素子である。今のデジカメで一般的なAPS-Cサイズの素子の約半分。これは、画質というよりも、「ぼけ」にくい。コンパクトデジカメのような、ボケのないパンフォーカスな写真を撮るぶんにはこれは欠点にはならない。
 もし、フォーサーズでキレイなぼけを得ようとしたら・・・ぼける、つまり被写界深度の浅い写真を撮るためにはいくつか条件がある。まず、広角ではなく望遠かマクロレンズを用いること。そして、絞りは開放とし、シャッタースピードはなるべく速くすること。これらの条件を満たすためには、F値の少ない、明るいレンズを用いる必要がある。そして、そのような光学特性を持つレンズは、はっきり言って高い。オリンパスのロードマップを見ても、「スタンダード」ではなく「ハイ・グレード」に分類されている。
 その結果、オリンパスの一眼レフでよい画像を手に入れるためには、本体はともかく、レンズにしっかりお金をかける必要がある、ということになってしまう。本末転倒とも言えなくもないが、カメラ本体の寿命よりも、メーカーが撤退しないという条件においては、レンズの方が長持ちすることもまた事実である。
 そこで、結果的に、レンズ一本がカメラ一台に相当するという、高い買い物になってしまった。

200mm(35mm換算で400mm)という望遠を使って、六本木ヒルズを撮ってみた。三脚は未使用なので思い切りぶれているが、まあご愛敬ということで。

一昨日の購入・読了 なし

追補:

221.jpg

ちなみに、コンパクト機でも、このくらい接写すれば、背景をぼかすことは可能である。これができるのは、GR digitalのレンズがとっても明るいからである。全開放で撮っている。

>山村さん

だって猫が撮れないんだもん。

 というのは口実で、やはり物欲でしょうね。量販店で触っていると、まさに「大人のおもちゃ」だと思います。本気になった時のカネの食い方もスゴイし。機械時計やオーディオといい勝負でしょう。クルマを運転するひとも同じかもしれない。
 この件に関しての女性の共通の見解は、「どうして男性はカメラにこだわるのか」ということです。つまり、写真を撮ることが趣味の女性はたくさんいても、カメラが趣味という女性はほとんど皆無、というのが、「人の話を聞かない、地図が読めない」よりも、性差のような気がします。

>写真、思いきり情熱的に撮るけど

健全な態度ですよね。
わたくしは実行よりも道具や手段にこだわる傾向がむかしからあります。

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コメント (2)

michiaki01:

ひえー、もう買ったの?

michiaki01:

それがさぁ、僕は全く違うんだよね。変人かも。
写真、思いきり情熱的に撮るけど、機材にはあまりこだわらないで、その分、機会を追求するかも。
クルマも、大して高くない、気に入ったクルマを「ど」ノーマルで乗るのが実際好きだし。
そ、ひとつには、カネをかければ良いのはあたりまえ、というのが、つまんないってのがあるな。

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2006年02月19日 22:55に投稿されたエントリーのページです。

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