ライブドア叩きは、一連の旧守派による反撃とも取れると思うのだが、ジニ係数の増大を総理府が「貧富の格差は拡大していない」と強弁したり、安倍官房長官が「貧富の格差の拡大はよくない。セーフティネット(ついにこの言葉を吐いた!)の構築に努めたい」などの発言をみても、この日本ではまだ「貧富の格差の拡大は個人の能力差を反映した当然のこと」とする、アメリカ流のリバタリアニズム(自由至上主義)を公然と唱えることに社会的な抵抗がかなり強いようだ。この、すくなくとも表向きは貧富の格差の拡大はよくない、とする倫理観が崩れてくるのだとすると、「多文化主義だから人間を評価する共通のモノサシは金銭以外にはない」とするアメリカのような国家に本格的に変貌してゆくだろう。それが日本をどのように変えてゆくのかはわからないが。
デジカメでいくつか写真を撮ってみたので、あとで(いずれ)アップすることにしよう。ようやく、単焦点28mmというこのカメラの特殊性がわかってきた。WYSWIGではないが、人間が見えている様を写してくれるのがカメラだ、という初心者の思い込みでこのカメラに接すると、大変なことになる。どうやら、このカメラは、被写体に思いきり近接して、周囲の風景を一緒に取り込むという撮り方が基本のようである。遠近感のある、例えばビルの真下から屋上をめがけて、とか、歩道橋の上に立って、道の遥か彼方を撮る、といった撮り方が、このカメラの得意分野のようだ。
昨日の購入 なし
昨日の読了
岸田秀/竹田青嗣「現代日本人の恋愛と欲望をめぐって」KKベストセラーズ C
同じメンバーによる「物語批判」に比べて落ちるのは、編集者が介在しているせいだろう。このふたりの直接対談が面白くないわけはないから。