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露文とメタ思想

昨日の購入 
 ドストエフスキー「罪と罰(上)」(江川卓訳) 岩波文庫
荻原千鶴注釈「出雲国風土記」 講談社学術文庫
ガルシア=マルケス「エレンディラ」 ちくま文庫 

 「罪と罰」は、中村白葉訳、岩波の旧版しか読んだことがないのだった。
 ところで、ロシア文学は訳者に恵まれているとおもっている。ほとんど外れがない。面白いと思うのは、原久一郎や米川正夫のように、親子で露文に進んでいるケースがあることである。これは偶々ロシア文学の専攻者がすくないからだろうか?
 いずれにせよ、わが国でロシア文学の理解がすすんでいるのは、すぐれた訳者たちのおかげであるといってよいだろう。また、文学史的には、二葉亭四迷や内田魯庵らによって、同時代的に紹介がなされていた、ということも見逃せないとおもう。独訳や英訳よりもはやいケースもすくなくなかったのである。

昨日の読了
 岸田秀/竹田青嗣「物語論批判」青土社 A

 岸田秀の本は、かれの「唯幻論」に共感していれば、とうぜん外れはないと言ってよいが、この本は、対談者が現代哲学の紹介者として名高い竹田氏だけに、唯幻論の核心を突くような対談がおこなわれている。とくに明記すべき一節は、「思想というものは、その思想じたいの善悪よりは、「誰もがこれを信じてこれに従わなければならない」というメタ思想を含んでいるかどうかが重要である」というくだりである。つまり、マルクス主義であろうが天皇制であろうが、他の思想を許容するだけの寛容さを持っているのかどうかのほうが、その思想自体よりも重要だ、ということだ。この「メタ思想」という考え方は、銘記しておく価値があると思われる。

>山村さん

いやあ、コメントできるはずですが。検閲は一切ないはずなので。

カメラ、ファインダ付ける前に、覚えることがいっぱいありそう。今のところは必要性を感じるところまでいっていません。

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コメント (1)

michiaki01:

ごめんね。このところ、TBを遣った「営業行為」が多くて、削除するのに疲れたので、しばらくとりやめにしたんだった。

ところで、上の記事にコメント入らなかったけど...。

ところで、カメラ、ファインダー付けるん?

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2006年01月12日 08:51に投稿されたエントリーのページです。

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