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劣等感(5)

b)文化の伝承によって、階層も伝承される

 とは、どういうことだろうか。これは、複数の意味を包含していると思われる。まず、親の階層を子が受け継ぐためには、文化資本を保持していることが有効であるということが前提として挙げられよう。
 これは、例えば、GWBやわれらがABSZが大統領や総理になったことを想起すればいい。もちろん、彼らは資本として「地盤」を受け継いでいるわけだが、何よりも大統領や総理大臣という職が、彼らにとってとても身近なもので、心理的抵抗がなかったこと、そして周囲も、彼らがそのポジションを占めることに疑問を感じず、サポートを受けることができたこと、そして、彼らがそういうポジションの人間が身に付けるべき「教養」(文化、と言い換えた方が適切だろう)が何であるか、を知っていた、ということが大きいだろう。

 つまり、具体的な方法論を学んだ、というよりは、心理的・文化的なアドバンテージが、彼らにとっては資本としての価値を持った、と思われる。

 逆に、例えば医師の子弟が医師になるような場合は、まず何よりも、同じような階層(=医師仲間)の子どもが進学するような学校へ子弟を入学させることを、親は考えるだろう。そこで、同じような目的を持ち、似たような環境で育った仲間を得ることで、ある<文化>を共有するようになる。その文化の中で育つことで、彼らは、「自分たちが将来医学部に入学して、医師になるのはごく自然なことである」という意識を持つようになる。

 また、より実用的な効果としては、「予備校にはこう通いなさい、いつ頃から受験勉強をしなさい、こういう参考書がいいんですよ」のような、受験に関する情報を多量に入手することができる。そして、なにより、受験勉強に取り組むことが、自然な文化となって同級生に共有されていることは、心理的には大きなサポートとなる。いわゆる名門校へ子弟を送り出そうとする親の熱意は、こういった「文化資本」を学校においても獲得させよう、という、もっともな目的に基づいている、ということができる。

>山村さん

あ、確かに。何でJWBなんて書いたんだ??

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コメント (2)

山村:

GWBなんでない?

山村:

ちなみに、僕も過去に間違ってJと書いた記憶あり。

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2007年01月06日 00:00に投稿されたエントリーのページです。

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