病気のこともあり、週に三回は運動をし、週末にはなるべく山へ出かけることにしていたのだが。
どうも今日は登山道を上がっているときから咽喉が痛むのだ。そして自宅へ帰って来てからも、異様なだるさと腰痛(というより、おもだるさ)が取れない。筆者の経験では、これは化学物質に暴露されたときの症状である。
となると、思い当たる原因はひとつしかない。ハイキング、つまり杉の林の中を歩いたことじたいが原因なのではないだろうか。
入浴剤としても使用されているヒノキチオールなどの化学物質はフィトンチッドと総称されている。いわゆる森林浴の有効成分と言われている天然の物質だが、もともとはヒノキや杉などの針葉樹が自らを害虫から防御するために放出する物質といわれている。だから、人間にも何らかの影響があってしかるべきなのだ。
すると、これからはスギが植林されていない、広葉樹だけの山を探して登らなければならないことになる。関東の山には、ほとんどスギが植林されている。そうでない山を探すとなると、筆者の知る限り、西丹沢の桧洞丸や奥秩父の熊倉山がそうなのだが、でも桧洞丸って、名前からしてヒノキが生えていないとは思えないのだよなあ・・・
(熊倉山は植林されているようです。残念)
過日の購入
安丸 良夫「近代天皇像の形成」岩波現代文庫
小林多喜二「 老いた体操教師・瀧子其他」講談社文芸文庫
購入したはよいが、果たして読めるのだろうか・・・・・
過日の読了
竹西寛子「式子内親王・永福門院」講談社文芸文庫 ?
著名な女流歌人に捧げるオマージュのような本である。筆者は和歌を嗜んだことなど(他人の作を読むことも、もちろん自作をものしてみることも)ほとんど皆無だから、彼らの歌がよいかどうかも、そして竹西氏の読みが卓越しているかどうかもまったくわからない。
なので評価しようがないというのが正直なところだが、ほとんどまったく接することがなかった和歌の世界に触れられたことはよかったかもしれない。それに、和歌を知らない人間というものは、正岡子規の「歌詠みに与える書」などに毒されていて、万葉集以外の古今、新古今和歌集などの勅撰集を軽視する傾向があろうし、ましてや永福門院などの鎌倉末期から南北朝に渡る時代の歌人の歌など眼にする可能性はないだろうと思われるからである。