前に死者を鞭打つようなことを書いてしまったが、それはひとえに惨劇が繰り返されないように願うからである。
具体的な方策を紹介しておこう。まず、必ず防寒着としてフリースは持つこと。保温効果とかさばらないことから、patagoniaのR2がお勧めである。リンクはメンズだがもちろんウィメンズもある。
フリースは本州の3000m、北海道の2000mには持っていこう。その他に、荷を軽くしたいなら、こちらのサバイバルシートがいいだろう。再利用もできるようである。筆者はサバイバルシートではなく、持っていかない理由がない限り(トレランスタイルで、パッキングするスペースがない、とか)、必ずツェルトを持参するようにしている。おそらく、ツアーに参加するような登山客の中には、ツェルトの存在を知らない人も多いのではないだろうか。あるいは、知っていても使ったことがないか、なくても困らないと思っているか、どちらかである。筆者が持っているのは、透湿性があるこちらの製品である。
さて、サバイバルシートもツェルトも、基本的に使うことがあってはならない。それは、持っていく必要がない、という意味ではない。ツェルトを日よけやグラウンドシート、あるいは簡易テントとして使うことは別に構わないと思うが、そうではなく文字通りビバークツールとして使うようではいけない、という意味である。つまり、このような救命ツールを使うような事態は極力避ける、ということが基本であり、使うようではなかば敗北なのである。でも、万が一そのような事態に陥ったことを考えて、必ず携帯すべきである。
さて、あちこちで自民党からの離党の動きが活発化しているようである。筆者の関心の範囲内としては、茨城の医師会(正確には医師連盟)から大量の自民党からの脱会員が出た。しかし、全国の他の場所からは、それに追随するような動きは出ていない。それは、どういうことか。
前にも述べた通り、筆者は別に民主党がいいとは全然思わない。おそらく民主党に政権が渡ったところで、国民の間に大きな失望が広がるだろう。しかし、自民党支持は、創価学会員の公明党支持とさほどメンタリティとしては変わらないのではないだろうか。つまり、自らの所属しているコミュニティに自民党が利益を与えてくれるから、ではなく、単に昔から支持しているからそれを変えない、というだけで、その支持にはもう合理性は失われているのではないだろうか。
ようは、浮動票以外の「組織されている票」を投ずるひとびとの大半は、選挙の度に自分の支持政党が自分にとってよい政策を履行してくれるかどうかの吟味は行わず、単に惰性だけ、あるいは自分が所属している母体の団体が支持を表明しているから投票するだけなのではないか、ということだ。
おそらく、日本の政治を変えるには、そして政治を国民の手に取り戻す、いいかえれば民主的な政治を施行するためには、このような思考停止に陥ってしまっているひとびとによる「組織票」を粉砕することが必要なのであろう。想像するに、「善良な」(ほんとうに善良であるかどうかは知らないが・・・)組織された自民党支持者、公明党支持者のかなりの部分は、その支持政党によって、少なくとも大きな政治のレベルでは、裏切られ続けている可能性がつよいのではないだろうか。