右手が使えないと左手を酷使する。左手を酷使すると左手首の不調を感じるようになるから、左手もかばうようになる。足場の悪い降雨後の山において、手が使えないのはかなり危険である。
総武線次発に乗ると6:14高尾発松本行きの普通列車に接続する。笹子駅には7:06に到着する。追分方向へ30分ほど歩くと、この地点から直接笹子雁ヶ腹摺山へ取り付けるのだが、面倒になってここから上がってしまった。この沢沿いに電柱の保守のための作業道が延びている。途中で9号線と10号線に別れて、9号線のほうへゆくのが正解で、819m、1109mのピークを踏んで、1421m、すなわちお坊山東峰に出るのだが、筆者は10号線を進んでしまったため、この送電鉄塔を踏んだ後、この急峻な尾根をシカの足跡を踏んで登らねばならなかった。到着した先は1201mの棚洞山で、ここに大月市が設置?した山名標があったのには、ちょっとびっくり。
ここからお坊山へ向かう道は、機械で掘削したと思われる道だが、非常にゆるやかについており、飛ばすことができる。お坊山東峰まではすぐである。お坊山には山名標はあるが、1412mトクモリには標識はない。ここから1357m米沢山までは、細かいアップダウンを繰り返し、痩せ尾根を進んでゆくことになる。
米沢山からの下りは細心の注意が必要だ。鎖はあるものの、足場が悪く、とくに降雨後は確実にスリップする。ここでかなり派手に転倒してしまった。右手はカバーできたものの、左手の尺側に痺れが・・・嫌な予感が。笹子雁ヶ腹摺山に10:00に着いたものの、本日はこれで下山することにした。明日が心配。。。
しかし、考えてみれば、これで雁ヶ腹摺山と名の付く峰を全部制覇したわけだが、富士が見えたのはひとつもないのは、いったいどういうことだ!?