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公務員改革と医療崩壊

 NHKの政治討論。民主党の枝野氏と自民党の河野氏がまったく同じ論理の議論を展開していた。曰く、

「公務員の給与は民間より安くなり、天下りもできなくなります。それでも、国のために働きたいという人に来てほしい」

 今の時代にこの論理で優秀な人間が集まると本気で考えているなら、やっぱり日本の未来はないだろう。

 なぜ医療崩壊、特に産婦人科、小児科、外科の崩壊が起きたか。それは、

「忙しい上に裁判のリスクも高い」

 からである。そのような現状において、

「それでも日本の医療を支えるというやる気のある人に来てほしい」

 と言っても、みな土日がしっかり休めて裁判のリスクが低い診療科へ逃げるのはあまりに当然のことであろう。不足する人材、優秀な人材を、その人材の「やる気」あるいは「自分は公僕であるという矜持」に求めようとするのは、時代錯誤以外の何物でもない。

 「やりがいがあるからいくらでも人間は確保できるだろう」というスタンスで公務員、あるいは医師が確保できるなら、医療崩壊は起きなかっただろうし、来るべき官僚崩壊も防げないだろう。

 そして、そういう発言をする政治家を選ぶこの国の国民って・・・・・

>あるいは、ひとつ大事なことは、官と民を行き来できるようにする

 というか、それが公務員改革/司法改革にいちばん求められていること。それを、裁判員制度などというどうでもいいことだけ導入するのだから、いつまでたっても誤判はなくならないし、行政裁判で原告が勝訴することもない。

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コメント (1)

山村:

いやー、この話、叔母や親相手に、さんざんしてきたところでした。「仕分け」を取り上げて。(まあ、「仕分け」は、あの、口から生まれてきたようなおねえちゃんが出ているだけで、終わっているが。)

官僚だけが強かったり、公務員天国だったりするのも困るが、優秀な人間が全く行きたがらなくなるような制度にしてしまうのも、馬鹿げているでしょう。

あるいは、ひとつ大事なことは、官と民を行き来できるようにすることだけれど、これも別の問題で、日本では実現しにくいし...。

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2010年04月25日 10:11に投稿されたエントリーのページです。

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