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厳冬期笊ヶ岳再訪(2)

 テントの中は温度計では0度くらいなのだが、実際にはもう少し下がっていたようだ。テントの内張は完全に氷結していた。それほど急ぐ旅ではないと思いつつ、七時くらいには出発する。昨日のダメージと、十分に睡眠が取れなかったこともあって、あまり進まない。九時過ぎに待望の山頂に立つ。さすがに典型的な冬型の天気図で、文字通り雲一つない快晴。地蔵ヶ岳のオベリスクから光岳に至る南アルプス全山が綺麗に見える。

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 ここからは原生林の中をゆっくり下って、ガレの縁を200mほど登ってゆく。登り着いたところから直進せずに左へ旋回してゆくが、まちがえて直進してもヤブの中で道はないからすぐに気付くだろう。左(西)方向へ少し登れば生木割である。ここにはCATVの施設があり、頂上は平坦だからテントが張れる。

 ここからは緩く登りと下りを繰り返し、展望のよい2430mピークで東北東へ向かう。そして鞍部から長いトラバース道に入るが、ここは特に積雪期には注意すべきだ。1メートルくらいの積雪があるなら尾根を歩いてしまったほうがいいかもしれない。この部分的に歩きづらいところもあるトラバースを終えると稜線に戻り、ほどなく古い林道に出る。ここ、地形図では稜線上を歩くように書かれているが、ルートはこの林道のようだ。やがて下から来た状態のよい林道に合すると、伝付峠である。意外なことにここにも誰もいなかった。水場の脇の広場にテントを張る。

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2012年01月11日 18:39に投稿されたエントリーのページです。

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